「中小企業診断士」というネーミングから
「中小企業しか経営コンサルティングできない」
と思われがちです。
また、その学習範囲も
「中小企業の経営理論や知識だけを学習する」
と思われがちです。
全くそうではありません。
企業規模に関係のない
「一般的な経営コンサルティングに必要な知識」を学習し、
それを踏まえた上で、
さらに「日本の中小企業に対する経営課題」
にフォーカスしていくという学習体系になっています。
例えば、
『企業経営理論』では多角化戦略、事業部制組織、
マスマーケティング、
『財務・会計』では各種の資本政策、M&A、
リストラクチャリング、
『生産管理』では連続生産、
『経済学・経済政策』ではマクロ・ミクロ全体、
また独占や寡占についても学習します。
基本的には大企業向けのものばかりです。
これらは、中小企業の経営コンサルティングには、
しっくりこないものばかりです。
設立したばかりのベンチャー企業に向かって、
BCGのPPMを説明しても、何の意味もありません。
これらの「大企業的知識」の学習とともに
「企業規模に関係ない知識」
「中小企業的知識」があります。
ですから、診断士試験の知識体系においては、
中小企業のコンサルティングというよりは、
(大企業を含めた)一般の経営コンサルティングに関する知識
(MBAを意識した科目構成)をしっかり学習した上で、
「さらに、中小企業に特化した知識を学ぶ」という
プラスアルファの知識体系といえるのです。
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